東京工場の品質管理部として自工場製造品だけでなく、当社の全商品の評価に関わりつつ、お客様から寄せられたお問い合わせ内容の調査を行ない、その結果やご意見などを参考にして、商品の品質向上への取り組みにつなげています。また、東京工場品質管理部では様々な分析機器を保有しており、自工場だけでなく他工場や技術開発センターからの依頼分析や試作品分析、さらには新たな分析技術の開発、新規包材採用時の分析評価、各場所の官能検査力量評価など、全社的な技術開発・品質保証に関する取り組みも行っています。
小岩井乳業はリーダー・メンバーに関わらず活発にコミュニケーションをとれることや、セクションのつながりを大切にしているため、自分の考えや提案を部内外に伝えやすい社風だと思います。お問い合わせ内容の調査や包材などの分析を通して、商品の改善に結びついた時がやりがいを感じます。現在、生乳ヨーグルトシリーズに使用している容器も他部門と協働で改善に取り組んだ一例です。また、新しい分析技術の導入にもやりがいを感じており、自分が検討した分析法の効果が認められると当社の分析法として採用されるため、小岩井の技術の追求と向上に貢献できる今の仕事に誇りを持っています。
お客様の「おいしい」「うれしい」の期待にこたえ続ける会社として、商品品質にこだわり続けていくことが品質管理部としての使命だと感じています。さらにはお客様の声を大切にして、改善すべき点に向き合っていくことが必要だと思います。このような取り組みの積み重ねが、お客様からの変わらぬ評価につながっていると信じています。これからも小岩井らしい商品、「おいしい」「うれしい」と感じていただける商品をお届けできるよう、品質には妥協せずに取り組んでいきたいと思います。